『MOGURA』のキャストと役柄まとめ！ラッパー×俳優の異色コラボが話題

ABEMAオリジナルドラマ『警視庁麻薬取締課 MOGURA』は、ラッパーと俳優が共演する異色のキャスティングで話題を集めています。

主演の般若をはじめ、Jin Dogg、G-k.i.d、Red Eyeなど、日本のHIPHOPシーンを代表するアーティストが出演し、それぞれ個性的なキャラクターを演じています。

また、風間俊介や成海璃子といった実力派俳優陣も加わり、リアルなストリートの空気感とドラマならではの緊張感が融合した作品になっています。

この記事では、『MOGURA』のキャストと役柄を詳しく紹介し、彼らがどのように物語を彩るのかを解説します！

『MOGURA』の主要キャスト一覧

『警視庁麻薬取締課 MOGURA』は、HIPHOPアーティストと実力派俳優が共演することで話題のドラマです。

ここでは、物語を彩る主要キャストと彼らが演じる役柄を詳しく紹介します。

主演・般若が演じる伊弉諾翔吉とは？

主演を務めるのは、日本のHIPHOPシーンを代表するラッパー般若。

彼が演じるのは、警視庁麻薬取締課の刑事・伊弉諾翔吉（いざなぎ しょうきち）です。

ある日、上司から麻薬組織「9門」への潜入捜査を命じられ、ラッパーとして彼らの中に入り込むことになります。

捜査を進めるうちに、伊弉諾は「9門」のメンバーたちと本物の絆を築いてしまい、「警察官としての正義」と「仲間としての信頼」の間で揺れ動きます。

ヒロイン・高橋舞子役の成海璃子

成海璃子が演じるのは、伊弉諾の上司であり、警視庁麻薬取締課のエース刑事高橋舞子。

冷静沈着で捜査官としての優れたスキルを持ち、伊弉諾の潜入捜査をサポートします。

しかし、次第に彼の危険な状況に気付き、「潜入捜査をやめさせるべきか」と葛藤する場面も。

警視庁麻薬取締課・草田勘九郎役の吹越満

吹越満が演じるのは、伊弉諾の直属の上司であり、警視庁麻薬取締課のベテラン刑事草田勘九郎。

長年の経験から麻薬取締の現場を熟知しており、伊弉諾に厳しく接しながらも、内心では彼を気にかけています。

しかし、彼にも何か隠された過去があるようで、終盤に向けて驚きの展開が待ち受けています。

HIPHOPアーティストが演じるキャラクター

『MOGURA』では、日本のHIPHOPシーンを牽引する実力派ラッパーたちが俳優として出演し、リアルなストリートの空気感を演出しています。

彼らが演じるキャラクターは、それぞれ異なるバックグラウンドを持ち、物語の展開に重要な役割を果たします。

火薬（Jin Dogg）｜「9門」のカリスマリーダー

Jin Doggが演じる火薬は、HIPHOPクルー「9門」のリーダーであり、ストリートで絶大なカリスマ性を持つ存在。

冷酷で計算高い一面を持ちながらも、仲間に対する強い忠誠心を持ち、組織を守るためには手段を選ばない。

彼は、伊弉諾（般若）の正体を疑いながらも、ラッパーとしての才能を認めていく。

OG-T（G-k.i.d）｜冷静なNo.2

G-k.i.dが演じるのは、「9門」の副リーダーであり、組織内で最も冷静な判断力を持つ男OG-T。

感情的になりがちな火薬とは対照的に、戦略的な思考を持ち、クルーをまとめる役割を担っている。

伊弉諾に対しても常に警戒を解かず、彼の言動を注意深く観察している。

Young06（Red Eye）｜若き天才ラッパー

Red Eyeが演じるのは、クルーの最年少メンバーYoung06（ゼロ）。

フリースタイルバトルの実力が圧倒的で、ストリートでも将来を期待されている若き天才。

しかし、仲間からは「まだ青い」と見られており、組織の中での立場を確立しようと焦る一面も。

Haru（CYBER RUI）｜唯一の女性メンバー

CYBER RUIが演じるHaruは、「9門」の中で唯一の女性メンバー。

男性メンバーにも引けを取らないスキルを持ち、強気な性格で自分の居場所を守り抜く。

伊弉諾に対しても最初から疑念を抱いており、彼の言動を厳しくチェックしている。

Born-D（吉村界人）｜トリックスター的存在

吉村界人が演じるBorn-Dは、常に飄々としており、敵か味方かわからないトリックスター的な存在。

ラップのスタイルも独特で、クルーの中でも異色の存在として描かれる。

伊弉諾に対しては興味を持ちながらも、彼を試すような行動を繰り返す。

その他の注目キャストと役柄

『MOGURA』には、HIPHOPアーティスト以外にも実力派俳優や話題のキャストが多数出演し、物語を彩っています。

彼らのキャラクターがどのようにストーリーに関わるのか、詳しく紹介します。

GEON（Jinmenusagi）｜ストリートの情報屋

Jinmenusagiが演じるのは、裏社会に精通する情報屋GEON。

ストリートの動きを敏感に察知し、時には警察にも情報を流す存在。

伊弉諾（般若）に対しても興味を持ち、彼の正体を探ろうとする。

Samuel（ELIONE）｜裏社会のブローカー

ELIONEが演じるのは、麻薬取引の仲介役として暗躍するSamuel。

表の顔は成功したビジネスマンだが、裏では犯罪組織と繋がっている。

彼の動向が「9門」と「RED HEAD」の抗争をさらに激化させる要因となる。

レイラ（Ashley）｜ナイトクラブの女帝

Ashleyが演じるのは、高級ナイトクラブのオーナーレイラ。

ギャングたちの会合の場としてクラブを提供し、街の情報を操る影のフィクサー。

伊弉諾とも接点を持ち、彼の正体をいち早く見抜く存在かもしれない。

ハルク（眞木蔵人）｜過去を知る男

眞木蔵人が演じるのは、伊弉諾の過去を知る謎多き男ハルク。

彼の登場によって、伊弉諾の過去と潜入捜査の真相が明らかになる。

一体、ハルクは味方なのか、それとも敵なのか──。

？？？（Mummy-D）｜謎のキーマン

Mummy-Dが演じるキャラクターは詳細が伏せられており、視聴者の間で大きな注目を集めている。

物語の終盤で登場する重要人物で、伊弉諾の運命を大きく左右する存在になる可能性が高い。

安堂誠（風間俊介）｜影で糸を引く市長

風間俊介が演じるのは、政治家として表の顔を持つ一方で、裏の世界とも繋がっている市長・安堂誠。

一見すると正義感のある政治家だが、麻薬取引を利用し、自らの権力を強化している黒幕の可能性が高い。

彼の計画を阻止しようとする伊弉諾との頭脳戦にも注目が集まる。

まとめ｜ラッパー×俳優のコラボが生んだ化学反応

『警視庁麻薬取締課 MOGURA』は、HIPHOPアーティストと俳優の異色コラボによって生まれた、新しい形の刑事ドラマです。

主演の般若を筆頭に、Jin Dogg、G-k.i.d、Red Eyeなど、実際に音楽シーンで活躍するラッパーたちが出演し、リアルなストリートの空気感を作り出しました。

一方で、風間俊介や成海璃子、吹越満といった実力派俳優陣が物語の土台を支えることで、ストーリーに深みが生まれています。

HIPHOPのリアルとドラマの融合

『MOGURA』は、HIPHOPの世界を忠実に描きながらも、ドラマならではのフィクション要素を取り入れることで、エンターテインメント性を高めています。

特に、ラップバトルのシーンでは、実際のバトルスタイルを採用し、即興のフリースタイルやビートの使い方にもこだわっています。

このリアルな演出が、HIPHOPファンからの支持を集める大きな要因となりました。

俳優陣との掛け合いが生み出す新たな表現

ラッパーと俳優の共演によって生まれたのは、これまでにない独特の演技スタイルです。

ラッパーたちの演技にはまだ荒削りな部分もありますが、その分、リアルな空気感が生まれ、「演技ではなく、実際の出来事を見ているような感覚」を与えています。

一方で、俳優陣の演技力がストーリーをしっかりと支えているため、フィクションとしての完成度も保たれています。

『MOGURA』でしか見られない異色のキャスト陣

本作の最大の魅力は、ラッパー×俳優の異色の組み合わせによって生まれた新たな映像表現です。

実際のHIPHOPシーンを舞台にしながら、スリリングな刑事ドラマとしての要素も持ち合わせており、今までにないジャンルの作品として高く評価されています。

今後、同じようなコンセプトのドラマが増えるかもしれませんが、『MOGURA』はその先駆けとして、大きなインパクトを残したことは間違いありません。